【お遍路女子一人歩き】1番札所・霊山寺|区切り打ち第1回 0日目~1日目《2022年9月》3泊6日①
いざ、発心の種まきへ。
JR徳島駅から高徳線で40分ほど。次の目的地である池谷駅へ到着いたしました。
今回のお遍路区切り打ち旅の裏テーマとして、奥之院への参拝も目標としているのです。 という訳で、第一番札所の奥之院とされる種蒔大師 東林院へお参りすることにしました。
かなりローカルな駅です。東林院へは池谷駅から徒歩で1.5km程。ここから歩いて向かいます。
現在のお天気は雨と風( ´ A ` 。 ) ただし歩けないレベルではありませんので、悪化しないことを祈りつつ。
こんなのどかな道を歩きます。
お遍路用の黄色い地図は1番札所の霊山寺から使うとして、東林院へはGoogleマップを見ているのですが、途中車道に出た後分かれ道で迷います( ´ A ` 。 )
宇志比古神社の鳥居をくぐっていくのが正解ですので行かれる方はお気をつけて。
【1番札所 奥之院】東林院
祝・お遍路への第一歩v
ここで自分のブログをおもむろに開くわたし(笑) 以前に書きまとめた参拝手順をしっかりと確認。
まずは鐘を打って……。
初ロウソク!
そして、初線香!
ははあ、線香立てる場所って意外と小さいのだね。それにわたしの線香だけ何となく背が高い気が……長さは事前にリサーチしていたから完璧なはずなのだけれど……もしや2つ折りにして使うのが普通なのかな? むむ、刺さりにくい。 これはなかなか難易度が高いぞ。
って、
はい、場所間違えましたヽ(;∀;)ノ
こっちです。
うむ。こうしてロウソクとお線香もしっかりと立てると、なんだか少し成長した気分だ。ロウソクはパッと火が点くので簡単なのですが、お線香は火が点いたのかどうか分かりにくくて難しいです。
東林院はお遍路スタートへの「種を蒔く」ということで種蒔大師とも呼ぶそうです。 というわけで境内には弘法大師が。
その昔、弘法大師、南海道を通り四国へ御巡錫の以下略。 なぜ四国なのかと思ったのですが、弘法大師は香川県出身だったようです。そういうことであればお遍路の1番札所と88番札所を香川において、香川から始まって香川から終わる形も良い気が……と思ったのですが、昔は本州から四国へ行くときは船で徳島入りするのが一般的だったそうで、霊山寺からが回りやすかったみたいです。
ここでは普段使っているお寺用の御朱印帳に御朱印をいただきました。ちなみにお遍路絡みの各御朱印の料金は300円で統一されていそうです。
東林院のお寺の方がフレンドリーな方でお遍路旅、幸先良いかも。
さて、お遍路の始まりとして、1番札所の霊山寺からスタートする方が多いと思うのですが、わたしはこのまま1番札所奥之院→1番前札所の十輪寺へと進みたいと思います。 昔は霊山寺へ行く前にこのルートを辿っていたようなのです。
今いる東林院から十輪寺までは徒歩で30分ほど。お天気と相談しながらできれば歩こうと思っていたのですが、なんとここで超・豪雨ヽ(;∀;)ノヽ(;∀;)ノ 車道を走る車の水しぶきがすごい。
この様子じゃ今日は無理かもしれない……ということで、進路変更して一旦宿へ向かうことにしました。 台風の動向を見つつ練り直す作戦です。
東林院から霊山寺へは、バスで一本でした。 バスに乗っていると雨水の跳ね上げが窓にぶつかる有様で凄まじかったです。
大鳥居苑
1番札所、霊山寺の目の前。立派な旅館です。
15時前でしたがお部屋に案内していただけましたヽ(;∀;)ノありがたや。
お茶、テレビあり。 お布団は自分で敷くスタイルです。
本当は荷物を置いた後に霊山寺だけでもお参りして、明日十輪寺に行こう、と思っていたのですが何しろ外はカメラを出すのをためらう程の豪雨。このまま今日はお宿でのんびりしようと考え直した時……
い、行こう……。
できる限り身軽にしましていざ行かん。
宿にいた時間は10分程度ですが、外に出ると奇跡的に雨が小雨に変わっていました。 やっぱり思い切って良かった。
夢が正夢にならないようにまずは発心を急ぎたいということで、十輪寺は後回しにしてしまい霊山寺へ。とその前に納経帳を手に入れなければ。
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こんばんは。おひさしぶりです。
お,いよいよお遍路開始ですね。
3年くらい前,次男が司法修習で徳島に居たので,1番~3番までは行った事があります。
車でちょろっと立ち寄っただけですけど。
これからまたぼちぼちとお遍路日記読みに寄らせてもらいます。
Punipunyさん>
お久しぶりです!
徳島に馴染みがおありなのですねv とても住みやすそうな場所なので、滞在できていた息子さんがうらやましいです。
実は生活環境が変わりまして、お遍路途中で途切れてしまっています。いつか再開したいです……。