【日本一周26日目：4月27日 火曜日】鳥取→境港②

鳥取城跡（久松公園）

久松公園へやってきましたｖ

ところで、鳥取県は岡野貞一さんの出身地らしいです。ん？誰？と私は思ってしまったのですが、『ふるさと』の作曲家さんと聞いてピンときました。

ボタンを押すと音楽が流れます。竜飛岬の記憶が再び。

とりあえず英語版のふるさとを流してみました。やはりこちらも爆音でした。

鳥取城も敷地が広そうです。

結構急な階段を登っていきます。 生垣は復元されたものも多いのかな？ 現在進行系で工事が行われているようです。

鳥取城は、豊臣秀吉が二度も兵糧攻めしたことで有名です( ´ Ａ ｀ 。 ) 特にニ回目がひどくて、餓死をする人が続出、お城の雑草なども全て食い尽くされ、共食いをする人もいたらしいです。 まあ、どうしても生きたくて、飢えて苦しい時に目の前に死体があったら……そりゃあ、ねえ。

私だったらすぐに生きる気力なくしてひたすら寝てそうです。 このまま二度と目が覚めませんようにって祈りながらヾ(；∀；)ノ 想像に絶することですよね……。

ニノ丸跡

ここが中心的な場所だったようです。 藩主の御殿が置かれていた様子。

三階櫓跡

その名の通り、三層の櫓があった場所ですが昭和40年まで発掘されなかったみたいですよ( ´ Ａ ｀ 。 ) 割と最近ですよね。 こういうの聞くとまだまだ未発掘の遺産があるのかなあとか期待をもってしまいます。

菱櫓跡

菱形の土台の上に二層の櫓が。三階櫓と対になるポジションを陣取っています。 現存していた時は二つの櫓が並んで壮観だったのではないでしょうか。

石切場

ゴツゴツした岩は石垣用の石を切り出した痕跡だそうです。 ここはニノ丸跡のすぐそば。石の運搬にはとてもお金が掛かるため、こうやって自給自足的な感じで採れるのは重要だったんだとか。 こんなのも手作業でやっているわけだから凄し……。

ちょっと迷路感。 見てみたい場所があっちこっちにあって適切な順路を見定めにくいので、どこまで見たんだっけってなります。

山頂へ（行けたらいいな）

お稲荷さん発見ｖ 鳥取城には桂蔵坊というキツネのヌシがいたという言い伝えがあるようです。 ある時、桂蔵坊の部下のキツネが殿様の飼っていた鳥を食べてしまいまして、桂蔵坊はその部下を処罰（え、）の上、殿様に詫びを入れたとか。 殿様のほうもキツネ達を可愛がっていて、こっそりエサをあげたりしていたそうです。

相思相愛で素敵なのですが、鳥を食べてしまった部下の処罰があまり厳しいものでありませんようにヾ(；∀；)ノ笑

鳥居をくぐっていくと、山頂へのハイキングスタートです。

うーん、足を踏み外しそうで中々怖い道だ( ´ Ａ ｀ 。 )

……ここで私は異変に気づきます。

えっ……。　一合目……？？？

結構歩いたけども、、、ヾ(；∀；)ノ

そして、すれ違う人達。みんな挨拶をしてくれる。 良いですか、みんながみんな挨拶をしてくれる山はガチの山です。物理的にも精神的にも準備のできていない人間が足を踏み入れて良い場所ではありません。ここテストに出ます。

はい、下山( ´ Ａ ｀ 。 ) この後電車にも乗らなきゃだし……他にも見る場所あるし……言い訳の用意はできているんだ……

代わりに、可愛い鳥ちゃんと戯れていましたｖ

ちょっとだけバードウォッチングにハマる方の気持ちが分かります。 我慢強くないので実際にはできないと思うのですけど。止まっている鳥さんは積極的に撮っていく所存です。

天球丸・巻石垣

これおもしろくないですか？ 石垣が崩れそうになった時、それを支えるために作られたそうです。 巻石垣が城郭の補強に使われる例は極めて珍しいらしいです。 ちなみにこちらは復元。

三ノ丸跡

一瞬藩主が住んだこともあったみたいです。 現在はなんと県立高校になっています。 すごいところに建てたなあ。 運動部はトレーニングで山登りとかするのでしょうか……。

振り返って見上げた鳥取城。

入った時と違う出入口から出てみました。 こんな感じです。

仁風閣

ここね、『るろうに剣心』のロケ地として使われた場所なんですよｖ 私は金ローの時に見るくらいのゆるーいレベルですが、それでも見ていたので楽しいです。

鳥取城跡の麓という最高ロケーションにあります。すぐ横がこんな感じ。

裏側から。

この洋館は、明治40年に元鳥取藩主の池田家の第14代目が建てたそうです。 現在は国の重要文化財に指定されています。

鳥取城跡からもよく見えましたよｖ

宝隆院庭園

仁風閣のすぐ裏にある庭園です。 仁風閣に合わせて再整備されていますが、一番最初にできたのは池田家の12代目当主の時。

なんでも、11代目当主が急死したことによってその妻の宝隆院が17歳の若さで未亡人になってしまい、それを慰める目的だったとか( ´ Ａ ｀ 。 )　私の計算が合っていれば、11代目の池田慶栄は16歳で亡くなっています……。 それは宝隆院かわいそうすぎるよな……うわぁ、、、

少しでもこちらのお庭で心が安まることがあったのなら良いのですが( ´ Ａ ｀ 。 )

さて、良い感じの時間になったので、宿に預けてある荷物を回収に行きたいと思います。 帰りは2kmくらいだったので歩いてみました。

商店街の亀ちゃ。

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