【日本一周6日目:4月7日 水曜日】青森(竜飛岬)→函館
こんにちは!日本一周旅中のりかです。
まだ6日目ですが、毎日充実しておりとても1ヶ月ちょっとじゃ足りないなあと痛感しておりますヾ(;∀;)ノ できれば3ヶ月くらいは欲しい。もっとゆっくり周りたいです。
タイトルの通り、今日は竜飛岬へ行ってきました。
みなさんはカラオケの十八番はありますか?
私は色々あるのですが石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』はよく歌います(笑) あれ音階、テンポ感等々ちょうど良くてめちゃくちゃ気持ちよく歌えるんですよね。それにどの世代と行っても盛り上がるし、ラスサビにかけてみんなで大合唱へ発展していく感じがまた面白いんです。笑
そんなわけで行ってきました。聖地へv
【北海道&東日本パス】青森→三厩
津軽半島最北端の駅、三厩(みんまや)へログインv
さすが寒いですヾ(;∀;)ノ
青森駅からは乗り換え1回でしたが、2時間弱かかりました。本数は一日数本しかありません。
なんと一両のみ。
東北に入ってからはたまに見かけますが、首都圏では7両以下だと短いなあっていう感じだったので、毎回新鮮に感じてます。
良き……。このローカル感、最果て感、線路に降りられるのも嬉しいです。
竜飛岬へはこちらのピンクのバスで向かいます。
2時間に1本ほど運行しているローカルバスです。三厩~竜飛崎灯台間を走っていて、料金は一律100円。このバスが後に私を見捨て寒空の下に放置されることになるのですが、とりあえず何も知らずに乗り込みます。
津軽海峡冬景色 歌謡碑
竜飛崎灯台まで登りきる少し手前にこの碑があります。
頂上へはまだだけれど、6日間かけてここまで来られて本当に感激しました。黄昏たいところですが何しろ寒いので( ´ A ` 。 )
ところで真ん中の辺りにオレンジのボタンがあるのが分かりますでしょうか?ポチッと押してみると・・・
津軽海峡冬景色が流れます。笑
動画だと上手く伝わらないのですが、想像以上の大音量に思わずビクッとなって1mほど後ずさりすること間違いなしです。
景色も最高です。
もっと高いところへ行けます。
あの白い建物が有名な竜飛崎灯台です。
階段があるので登ります。
竜飛崎灯台
息切れする程の階段を登りきると、竜飛崎灯台へ到着しました。
この景色を見て、ああ端っこに来たんだなあと実感しました。実際に目の当たりにすると、美しいなあという気持ちと恐怖が半々くらいなんですよね( ´ A ` 。 )
だってニュアンスがもう刑事ドラマとかで人が落ちる場所ですもん。ここで事故とかは起きてないのだろうかいや絶対起きてるでしょうと変な心配をしてしまいます。
展望台の方は8時半過ぎだというのに結構人がいました。
みなさん重装備で大掛かりなカメラを抱えていたのでバードウォッチングだと思います。勝手にウミネコを撮っていると思っていたのですが、よく考えたら違う気がしてきました(笑) あえて竜飛崎でウミネコ撮らないでしょう。聞けばよかったです( ´ A ` 。 ) もしわかる方いれば教えてください。
竜飛崎探索
少し散歩してみることにしました。
青函トンネルの方も見えますv
どうしてもウルトラセブンの地球防衛軍の基地に見えてしまうんだが。
怪しい橋を発見。
そうそう、一つつっこまずにはいられないことがあったんです。
後ろ:灯台→わかる
前:遊歩道入口
………前、遊歩道???
これね、どう贔屓目に見ても崖しかないのですよ。本当に遊歩道の名残もありません。
この遊歩道って一体何の遊歩道ですかね?HELLへの遊歩道ですか???フライハイでょうか。怖すぎるんですが( ´ A ` 。 )
吉田松陰先生詩碑
なぜ北端の地に山口の吉田松陰……?と思ったのですが、なんと三厩へ来たことがあるそうなのです。ロシア船が北方に出現すると聞いて、その能力を探るために東北を半年くらい旅していたんだとか。
山口の松下村塾へ行く予定でしたが、まさかこんな本州の果てでその名を耳にするとは。
ひと通り見終わるのにそこまで時間は掛かりません。津軽海峡冬景色の碑のあたりで黄昏ながらバスを待とうかと思ったのですが、ふと横をみると小道が。
というわけで降りてみました。
龍飛漁港
結構急な坂道を降りることになるので心臓がバクバクヾ(;∀;)ノ 漁港に辿り着くことができました。前方に見える山のようなものは恐らく『帯島』っていいます。
少し海なり(海なり?笑)に歩いてみましょう。
のどか〜!!!周りに誰もいなかったので、少しマスクずらして潮の匂いをかいでいました。寒いのは辛いけどその他幸せです。
ウミネコナイスショット。
太宰治文学碑
太宰治は青森県出身で、この場へも訪れています。
この碑の道路を挟んで向かい側にある竜飛岬観光案内所が昔は旅館で、そこへ宿泊したこもとあるそうなのです。……写真撮り損ねましたヾ(;∀;)ノ
今は観光案内所としても閉鎖をしていて、言ってしまえばかなりボロボロの建物でしたので、後から調べるまではそんなすごい場所だとは知らず。残念です。
ここで私に起こった悲劇を聞いてください。
ローカルバスが2時間おきにしか出ないことはお伝えしたと思います。絶対に乗り過ごすわけには行かなかったので、38分のバスですが30分にはバス停へ行こうと思っていたんですよ。竜飛崎灯台が始発ですが、また坂道を登るのは辛かったため郵便局前からの途中乗車でね。
で、バス停近くの公園でなんとなく郵便局の方を眺めながら時間をつぶすこと一時間。20分になり、あと18分でやっとバスに乗れるよ〜!と安堵し始めた頃、しれっと郵便局を通過し目の前を横切るピンクの物体……。
え??????
今の乗りたかったバス????行ったの????
いやでも郵便局前で時間調整せずスルーしたよ、あいつ。違うルートのバスじゃないかな。よしよし。
完全に現実逃避です。はい、バスに時刻より10分も早く置いていかれました。次のバスは2時間後です。
寒いよね。オワタよね。
悲しみで怒りも湧きませんでした……。
2時間後に来たバスの運転手がこの置いていったやつと一緒で、私が2時間震えながら待っていことを悟り「バス停近くの公園にいるの見て停まってあげようか迷ったんだよ〜」と言われました。(止まってよ!!!!!!!!!)
でも郷に入っては郷に従えで、私が時間通りに動くバスに慣れてしまっていたのがいけなかったんです。始発駅の出発時間以外のスケジュールはあってないようなもの、しかもバス停スタイルじゃなくて手を挙げた人がいたら適当に乗せてく感じらしいです。
……頼むからホームページの時刻表にそれを書いておいてくれよ。
そんなわけで苦い思い出も出来てしまいましたが、この後の三厩発の数本しかない電車も逃すという最悪のシナリオからは逃れられました。
やっと乗れたバスでは疲労がピークだったので爆睡してしまいました。船を漕ぐ感じで前の座席の手すりにおでこゴンゴンぶつけていました。笑 やばいやつすぎる。
こちらのルールなので運転手さんは悪くないですが、申し訳なく思ってくれたのか色々とフォローのコメントを掛けてくれました。あの時停まってくれれば
寒くて辛いし、お昼を食べ損ねて空腹だしで普段は選ばないような甘い紅茶を飲みながら、すきま風入り込む駅の待合室でさらに一時間電車を待つのでした。
【北海道&東日本パス】三厩→函館
新青森駅に到着です。一気に函館まで北上します。
私は北海道&東日本パスを持っているため、特急料金の4,000円を払えば新青森~新函館北斗間の新幹線に乗れるのです。
お腹すきすぎたヾ(;∀;)ノ 新幹線のホームに人っ子一人いなかったので、待合室で駅弁食べちゃいました、、、ホタテは美味かった。
北海道&東日本パスで乗れるのは普通車の立席ですが、北海道新幹線は全席指定です。どうするかというと、普通に乗車して空いている席に座って良いそうです。
ガラガラだったのでバッティングせず、快適に座って行けましたv
函館へ無事到着!
ホテルへもチェックインできました。色々とありましたが、21時頃には到着できたのでもうよしということにしましょう。
【今日の出費】7,690円
宿泊費:2,200円
交通費:4,200円
食費:1,290円
青森も素敵な名所いっぱいですね~★
展望台からの写真も、津軽海峡景色も、歴史上人物の碑の写真も、どれも綺麗ですねo(^-^o)(o^-^)o
太宰治、杜子春と走れメロスが大好きです。
吉田松陰も大好きです、男子を『~君』と呼ぶ呼び方を考えた人ですし、父親からのスパルタ教育の話は切ないです。
ヒルコのカラオケの十八番は、『日曜日よりの使者』です、津軽海峡冬景色も素敵な唄ですよね(゜∇^d)!!💕
青森から北海道の新幹線、数年前に開通しましたものね~ヒルコ1度乗ってみたいと思ってたんです、リカさん良いなぁ( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆❤
また函館の名所や話を楽しみにしておりますねっ(〃⌒ー⌒〃)ゞ💕
ヒルコさん
ありがとうございます!
北海道新幹線はほとんどトンネル内なので真っ暗でした。笑 座席は快適で良かったですv
ありがとうございます。また更新していきたいと思います。