【お遍路女子一人歩き】20番札所・鶴林寺~21番札所・太龍寺|区切り打ち第3回 6日目《2022年11月》9泊11日⑦(通算11日目)

こんにちは!お天気に関しては間が悪いことばかりなりかです。

前回の日記はこちら

本日は朝から雨……。レインコートしか準備していないので不安です。自分のブログで折りたたみ傘を手荷物に入れていたのに。

少しでも軽くしたくて省いてしまっていました。やっぱり常に持っておくべきです。

雨にも関わらず、本日の目的地は、徳島のへんろ道の中で焼山寺の次に難所とされている20番札所の鶴林寺( ´ A ` 。 ) 朝起きて、外の天気を確認してからというもの憂鬱状態です。。。

ふれあいの里さかもと

朝ごはんはおかゆ。白いごはんも別によそえてお腹いっぱいになりました。

食事を終えた後は、昨日と同様に車に乗せていただき、区切った道の駅まで送っていただけます。特にこだわりがなければ、道の駅までいかずに鶴林寺の登山口で降ろしていただくことも可能です。

わたしは全部の道を歩きたいので道の駅まで。

道の駅 ひなの里・かつうら

トレッキングポールも伸ばして、軽く身支度を整えます。そしてレインコートをばっちり装備。

傘が売っていれば買おうかと少し考えたのですが、ここの道の駅には傘が置いてありませんでした( ´ A ` 。 )

近くにコンビニもあるけれど何か傘のノリじゃなくなったのでスルー。今思えば折りたたみ傘でも買っておけば良かったです。

19番札所~20番札所 へんろ道

道の駅から登山口へはすぐでした。ここから約3.1kmの登山となります。

本降りの中、いざレインコート1枚で鶴林寺へヽ(;∀;)ノ

これから山に入るぞというタイミングで、こんなお助けグッズが。

杖のレンタル。

たぶん上で返せるのでしょう。 金剛杖やトレッキングポールを持っていない人はここでお借りすると良いと思います。

このお心遣いが、杖を持たざる者にとっては救世主であり、トレッキングポールを既に持っている者からすれば、こんなものを設置していただける程過酷な道なのか……とただただ恐怖心が強まるばかりです。

途中、木々の間から見えた景色。

鶴林寺への山道は確かに辛い道のりではありますが、雨のダメージを受けている状態でも落ち着いて進めば何とか乗り越えることはできるレベルです。

初めて本格的に使用したレインコートも、ポンチョタイプになっていてバックパックごと包めるので、そこまで苦痛ではありませんでした。

ただ、濡らさずにスマホを操作したりカメラを構えたりといったことはできないので、今回は写真がかなり少なめですヽ(;∀;)ノ

焼山寺の道と異なるのは、平坦な道は少なくひたすら山を登っていく点です。大自然への感動的なものは少なめで、ただただコンクリートや土や石の登り道が続きます。

水呑大師

弘法大師がここで杖をついたところ、水が湧き出たという伝説から。水は探してみましたが見つかりませんでした。

鶴林寺道

ここからは『鶴林寺道』と呼ばれる国指定史跡の道です。

ちなみに雨足はどんどん強まり、すがすがしいまでの大雨です。なんでこんなに雨雨書くかというと、写真だといまいち天候の悪さが伝わらないからです。字でアピールしています。

でもこんなに霧のかかった景色を見られるのは、雨のおかげでもあるかもしれません。

【20番札所】鶴林寺

命からがら、鶴林寺へ到着。。。

鶴林寺は普段も霧が多いと聞きますが、今日はより一層幽玄な雰囲気だと思います。霧を全身に浴びて、数メートル先までしか見ることができません。

山門に阿吽の鶴。

鳥が好きなので鶴の像にはグッときました。鶴林寺、さっそく気に入っています。

『無』。

長めの階段を登っていくと本堂があります。

本堂

本堂にも立派な鶴の像が。

なぜ鶴林寺なのかと思いググってみたところ、こんな感じでした。

鶴林寺(かくりんじ)は仏教の寺院であり、各地に存在する。鶴林の由来は、釈迦が示寂した沙羅双樹の森が、一面に白い花が咲き、鶴が降りて来たような風景となったことによる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E6%9E%97%E5%AF%BA

沙羅双樹の花は白いので、それが一面に咲くと鶴のように見えるのでしょうか。

大師堂

護摩堂

厳しそうなお顔をされています( ´ A ` 。 )

納経所では次の道を教えていただきましたv 出口が奥まったところにあるため、少し分かりにくいのです。


宮毘羅大将。この子がポケットに入っていたので、どんなに強い雨でも急な坂道でも進むことができました( ´ A ` 。 )

まなあっぷは駐車場にいました。

20番札所~21番札所 へんろ道

霧深い山道をまずは下って行きます。

鶴林寺から少し進んだところにある休憩所にて。

とのことです。

ここでごはんタイムにしました。

写真のおにぎりとみかんは、ふれあいの里さかもとさんにてチェックアウトの際に有料で用意していただいたものです。

わたしはとりあえずひとつにしてみましたが、何個でも注文できます。たくさん注文したら全部違う具になるのか試してみたかったです。


さて、ここで次のルートについてお話しておきたいと思います。

21番札所の太龍寺へ向かって少し進むと、へんろ道が2つに分かれます。1つは一般的によく歩かれているへんろ道。もう1つは「かも道」と呼ばれる、昔ながらの山道を歩くへんろ道。

後者を選ぶと、お松大権現という猫神の神社に寄り道をすることができますv しかもお松大権現からはホテルの近くまでのバスも出ているのです。

というわけで、今日はお松大権現で切り上げて、次はお松大権現から、かも道を通って太龍寺へ行く計画を立てていました。

しかし、鶴林寺を出る時の看板に「かも道は危険なのでなるべく歩かない、歩くとしても一人はやめてください」といった旨の立て看板が……ヽ(;∀;)ノ こ、こわい……ヽ(;∀;)ノヽ(;∀;)ノ

色々考えたんですが、お松大権現は今回は諦めて、一般的なへんろ道の方を進むことにしました。そうなるとホテルへのアクセスが悪くなるので、今日行くことは全く考えていなかった太龍寺へ今日行くことにしました。

徳島県において、焼山寺の次の難所が鶴林寺ということは書きましたが、その次の難所は太龍寺です。「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれている三の太龍寺まで、約7kmの山道を急遽駆け抜けますv

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