【お遍路女子一人歩き】13番札所・大日寺~15番札所・國分寺|区切り打ち第3回 2日目《2022年11月》9泊11日②(通算8日目)
前回の日記はこちら。
こんにちは! 本日から本格的に3回目の区切り打ちお遍路、スタートしますv
Contents
【バス】徳島駅前~神山温泉前
スーツケースは徳島駅のコインロッカーに預け、メインバッグをバックパックに切り替えて出発。
前回区切り打ちを終えた神山温泉前駅で下車する予定が、寝過ごして一駅過ぎてしまい余分に歩くことに……( ´ A ` 。 ) バスの乗車時間が58分、63駅もあるので油断しました。
駅から少し歩いたところに道の駅があるので少し立ち寄ってみたいと思います。
道の駅 温泉の里・神山
実は今、全国旅行支援の真っただ中。今回ワーケーションに挑戦できたのも大幅に割引が効いたおかげです。
昨日宿泊したホテルたいよう農園では『とくしま周遊クーポン』を3,000円分ゲットしていたため、こういった道の駅などでお土産を調達したいと思っています。
そんなこんなで、可愛いキリンの置物を購入してみました。
お腹には神山の文字。これで確か700円ちょっとです。他にも可愛い動物の置物がたくさんあったので、荷物に余裕があれば買いたかったです。
12番札所~13番札所 へんろ道
はい、神山温泉前駅。今度こそ区切り打ちスタートです。
吉祥院
歩き始めて早速、番外霊場を発見。 遠目に見ていると通りすがりのおばあさんに「良いところだからぜひおまいりしていって」と声を掛けられたので、お邪魔してみることに。
吉祥院は女人守護のお寺といわれており、弘法大師が開かれたそうです。
境内は無人でこじんまりとしていました。
書き置きの御朱印があったのでいただきました。わたしがいただいたこちらは確か500円です。
養瀬トンネル。
トンネルは車との距離が近くて怖いのですが、歩行者用に段差が出来ているのでとりあえずの安心感はあり、程よいスリルでわくわくします。ただし安全第一で気は抜かずに。
さて、焼山寺から大日寺までは約25km程。わたしが選択したルートだとひたすらコンクリートの上を歩くことになります。代わり映えのしない車道沿いの景色がずっと続くこと、地味にアップダウンがあることから、個人的には焼山寺アタックの何倍も辛く感じますヽ(;∀;)ノ
休憩所はところどころに発見。
歩行者は右側通行が基本的なルールだと思いますが、休憩所は左側に用意されていることが多いためについつい左側を歩きたくなってしまいます。
神山町立広野小学校
看板が出ていたので立ち寄りました。きれいなお手洗いをお借りすることができますv こういった小学校はへんろ道の中でたまに見かけます。
個人的には写真左側にも写っている廃車が気になりました。何か付いていますが引っ張りでもするのでしょうか……。
ところで、焼山寺の奥之院に辿り着けなかったことでわたしの奥之院制覇の夢は潰えているのですが、とはいえできる限り奥之院にも参拝したいと思っております。
大日寺へのルートから少し逸れると建治寺というお寺があり、そちらが大日寺の奥之院とされています。
登山口を発見。
急な坂道に怖気づきつつも勇気を出して進行。
途中で地元のおじいさんに出会い、行けないと思うよと言われるも勇気に勇気を重ねてさらに侵攻。
そして、撤退。
人の進む道がありませんでした。これは勇気ある撤退です。
正直な話、建治寺へは車で参拝も可能なため、ずっと車道を歩けば行けなくはないと思うのです。ただしここまでの道のりでかなり堪えてしまっているわたしは改めて建治寺へのルートを練り直す気力もなく、参拝を諦めるのでした。
船盡比賣神社
このあたり何故か?事故多発地帯。何故かって何故……? 怖い( ´ A ` 。 )
おやすみなし亭。おやすみなして。おやすみなしてだと伊賀弁で「おやすみなさい」という意味になるのだそう。
この休憩所を建てられた方に三重に馴染みのある方がいらっしゃるのでしょうか。
大日寺まであとわずかですが、とても疲れたので道端の商店でチョコレートを買いました。
【13番札所】大日寺
歩き切ってみて、やっぱり大日寺への道のりは今までのへんろ道の中で一番苦痛でしたヽ(;∀;)ノ 札所間の距離も13番札所までの中では最長ですし、道のりもずっとコンクリート車道坂道地獄なのでヽ(;∀;)ノヽ(;∀;)ノ 神山温泉あたりまでは楽しいものの、途中からはコンビニも民家もなく歩行者の姿も見当たらない、車のためだけの道沿いをひたすらに歩くことになります。
本堂
大日寺も、戦国時代に長宗我部元親に燃やされたお寺のひとつ( ´ A ` 。 ) 長宗我部、燃やしすぎです。
ところで4番札所も大日寺でしたが、88箇所の霊場の中には大日寺がいくつかあります。13番で2つめ。せっかくなので数えながら楽しんでいきたいと思いますので、答え合わせはいつか未来でv 今すぐ知りたい人はGoogle先生に聞いてください。
大師堂
先ほどの続きですが、大日寺という名前はご本尊が大日如来であることに起因しています。大日如来は曼荼羅の真ん中にいる仏様っぽいので、わりとポピュラーで使われやすかったのではないでしょうか。
と、宮毘羅大将が言っていました。
この子は今回の旅にも無事に着いてきました。
最後に納経を。
左上の、弘法大師御誕生記念の特別スタンプ。こちらの期間中に何としても88箇所を制覇したいものです。
阿波国一之宮 一宮神社
大日寺から道路を挟んで向かい側。文化庁のデータベースによると、江戸時代には四国八十八所霊場の札所のひとつだったそうです。
見切れていますが、左右に馬の像があります。
右側が『天下泰平』。
左側が『家内安全』。
お遍路の納札に印字されている言葉と同じですv
渡りにくそうすぎる橋。
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