【お遍路女子一人歩き】2番札所・極楽寺~3番札所・金泉寺|区切り打ち第1回 2日目《2022年9月》3泊6日②
えーどうも。みなさんこんにちは、りかです。
お遍路2日目。外のお天気が気になりすぎて朝食の前に外へ出てみました。
すると、なんと雨が降っていない様子。これはもしかして今日歩けてしまうのではないでしょうか。てことで行けるところまで行って、雨や風が強くなってきたら切り上げたいと思います。
Contents
大鳥居苑の朝ごはん
朝からパリパリの焼き魚が食べられるのは素敵v 朝食は確か7時からでした。
お部屋では出発の準備です。黄色い地図はバックパックにしまい込むことにして必要な部分だけスマホで撮りました。
日本一周からもっぱら地図はこういう使い方をしているのですが、コンパクトで自由に拡大もできるかつ電波が入らなくても写真は見ることができるので、オンラインとオフラインのハイブリッド(そんなのあるか?)でとてもおすすめです。
次の目的地は9時オープンなので、時間調整をして8時30分ごろチェックアウト。
大麻比古神社
阿波一の宮です。
おおお、行きたい……。
昔から、お遍路の安全を祈っておまいりしていく風習があるようです。わたしも一の宮となるととても惹かれるのですが、残念なことに現在本殿の改修中。2022年10月ごろに完了するようなので、また改めて行くことにしました。
実は昨日、東林院でサンスクリット語のポスターをいただいたのですね。
折れ曲がらないように新聞紙でぐるぐるに巻いていただいたのですが、ちょっと気になる……( ´ A ` 。 ) 台風で湿度も高くて肌や白いトートバッグに若干のインク汚れが( ´ A ` 。 )
今日ホテルに着いたら開封して折ってしまうかもしれません、ごめんなさい。
ばんどうドイツ橋
大麻比古神社の敷地内にある有名なドイツ橋とは別ですよ。
遠くに素敵な洋館発見v
道の駅 第九の里
ベートーヴェンの交響曲第9番がアジアで初めて演奏されたのが鳴門市だそうで、このあたりにはドイツに関連するスポットが多いです。第一次世界大戦の時にドイツ人捕虜を収容する施設が鳴門にあって、そこのドイツ兵達が演奏したのだとか。
遠くからも見えたこの洋館は、ドイツ兵と鳴門の地元の方々との交流を記念して建てられたそうです。 捕虜というと過酷なイメージを抱いてしまうのですが、当時の写真を見るとドイツ兵も地元の子供たちも笑顔で写っていて良い関係であったことが伺えます。
たぶん。
奥の建物が物産館で、おみやげと軽食が食べられる飲食店が入っていました。 旧板東捕虜収容所という施設を移転させたものだそうで、有形文化財にも登録されている本物です。
手前はトイレで、こちらは捕虜兵舎をイメージして建てられたとのこと。このトイレに虫が虫が虫が虫が虫が虫が多すぎてわたしは泣いたし、今すぐ東京に帰りたくなりました。
ベートーヴェンの銅像。
ここは本当に良い場所なんですがね。何しろ虫が…………ヽ(;∀;)ノヽ(;∀;)ノ この銅像を見ながら、徳島らしいエナジードリンクを飲みました。
飲みきったら捨てられると思ったのですが、ゴミはお持ち帰りシステムだったので読みが外れて残念( ´ A ` 。 ) でもマナーの悪い方もいるだろうし、虫もより一層寄ってきてしまうと思うのでゴミ箱なしもやむを得ないですよね。
物産館ではおみやげも買いました。
甘酒大好きなので、甘酒ヨーグルトというワードに惹かれないわけがありませんでした。おいしくはないです。
少しのんびりしたら出発。ようやく本番、2番札所へ向かいたいと思います。 ちなみに宿の目の前にあった霊山寺、大麻比古神社、第九の里、極楽寺の位置関係はこんな感じです。
【2番札所】極楽寺
極楽寺へ到着v 距離も近いので難なく辿り着きました。ここで少し小雨が降ってきてしまいます( ´ A ` 。 ) これ以上悪くならないでくれたまえよ。
写真の左側、見えますでしょうか。
まなあっぷ。
実は霊山寺にもいたまなあっぷ。
極楽寺は、その名前自体きらびやかですが、境内も装飾品など豪華に感じました。
【御詠歌】
極楽の弥陀の浄土へ行きたくば
南無阿弥陀仏口ぐせにせよ
https://88shikokuhenro.jp/02gokurakuji/
手水舎には龍がたくさん。
お遍路100回目(100回目……?)の記念に建てられたのでしょうか。
ちなみに100回目のお遍路からは、錦の納札と呼ばれる特注のものを使えるそうですよ。これをお遍路さんからいただくと、その方と同じだけ遍路したのと同等の徳を得られると言われています。ネットを見ると、1万円以上の高値で取引されていることもあるので驚きです( ´ A ` 。 )
仏足石。 お釈迦様の足跡です。
本堂
極楽寺は本堂の方が手前にあったので分かりやすかったです。
こんな感じの階段を上った先にあります。
大師堂
ここでもしや?と気が付いたのですが、どうやら大師堂は「弘法」と弘法大師のことが記されているのが特徴かもしれません。これを目印に本堂と見分けられるかも( ´ A ` 。 )
しっかりとおまいりをした後、納経を受け取り。
極楽寺を出た後すぐに出ている看板に沿って、次の札所へ向かいます。
右側の細い道をまっすぐに進みますv
この道!!アニメのおへんろ。で見たかも。
何気ない道も、注目して歩くと発見があり楽しいです。
お遍路さん印のへんろ道の道しるべを初めて発見することができました。ちなみにわたしは極楽寺にて、この赤いマークのマグネットをお土産に購入しています。結願まで冷蔵庫に貼っておく予定ですv
3番札所は金泉寺です。 秋ですねえ。稲穂が実る素敵な景色。
左手の奥の方、昔ながらの壁が残っていますのでこのあたりの道は昔からほとんど変わらない道幅で、お遍路さん達もずっとここを歩いてきたのかもしれません。
と、ここで思わぬトラップが発動( ´ A ` 。 )
小さくぴょこっと現れた矢印。 ふむふむ、コンクリートでなくてこういう道が本来の遍路道なのだなとこの矢印の通りに進んだのですが、どんどん細い道になり蜘蛛の巣が張り巡らされて過酷な道でした( ´ A ` 。 ) しかも、金泉寺には表ではなく裏の脇道から気付いたら入っていたといった具合。
一旦正面から出て、改めて入りなおしました。
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