【お遍路女子一人歩き】23番札所・薬王寺~24番札所・最御崎寺|区切り打ち第4回 1日目《2022年12月》9泊12日③(通算14日目)

出羽島

約15分程乗船し、出羽島に上陸。早速ネコのお迎えがありました。 ネコというのは手押し車のことです。

まあある意味こちらは観光資源で、実際には自転車の荷台を使っている方が多いように思いました。

出羽港の様子です。

今にも千切れそうな指と格闘しながら写真を撮っていると、出羽港の関係者らしき男性から「宿の人が迎えに来るから待っていてほしい」と話しかけられました。出羽港から宿まではたったの300m足らずなので、全然ひとりで向かって良いのですがとりあえず待ちます。

出羽神社

待ちがてら、港のすぐ側の神社を観察。

くじらでしょうか。可愛らしいデザインです。

そういえば。先ほどの男性。なぜわたしがその宿の宿泊者だと分かったのでしょうか。

スーパーのレジ袋をパンパンにしていたから?今日島に泊まる観光客はわたし以外にいないのでしょうか。

10分ほどぼけーっと待ちまして、もうこれわたしが直接宿へ向かった方が早いんじゃね?という空気が漂い始めた頃に、宿のお母さんが自転車を押してお迎えに来て下さいました。

まだ15時前にも関わらず、お部屋に入らせていただけるとのことです。

ですが、島を散策したかったので荷物を置いて早々に出発いたします。途中までお母さんが一緒に案内をしてくださり、とても勉強になりました。

こんなのを見せてくれたりします。

小さな島なので、先ほど同じ船に乗っていた、教育実習らしき方々と一緒になりました。10名ほどのグループですが、どうやら皆さん同じ小学校の先生だそうです。

宿のお母さんに「あっちにお寺があるよ」と教えていただいたので行こうとしたところ、先生たちを案内していた地元のおじいさんに「10年早い!!!!」と突然の大声で言われました。本人は(だからこっちに着いてきなさい)という意味で冗談で言っているっぽかったですが、何がどう面白いのか分かりませんでした。そしてなぜか先生パーティにわたしも引き入れられ、大量の先生+老がい+宿のお母さん+わたしの大所帯でしばらく出羽島を練り歩きました。

自販機が売り切ればかりで珍しかったので撮影。

業者の方が辞めてしまって、後継者が見つかるまで補充されないとのことです。

こんなのもありました。

確か海藻を何かするやつです。

正直、先生たちはみなさんめちゃくちゃ良い方達でとってもフレンドリーなのですが、わたしは先ほどの老がお年寄りが気に食わないので、ここで巻きました。

宿のお母さんとも別れ、ひとりでこの階段を上ります。

かみさま。

展望台

恐らく出羽島で一番景色の良い場所へ到着。

年末にこんな日本的な景色を独り占めすることができるなんて最高です。

西廻り遊歩道

再び階段を下りると先生たちはいなくなっていました。とりあえず目に入った西廻り遊歩道の看板に沿って燈台を目指してみます。



【悲報】先生に遭遇

まあ小さい島なので、離れても離れても遭遇してしまいます。

わたしは階段があれば下って寄り道をしていましたが、歩く速度がわたしの方が早いのですぐに追いつきます。

白亜紀。

先生たちに「抜かして~」と言われたので抜かしました。抜かすからには抜かしきらないといけないという責任感が伴うので、がんばって早歩きしました。

一応、おじいさんが嫌とは伝えていなくて、自分のペースで写真を撮りたいから一人で行動したいと先生たちには伝えてあります。

燈台

燈台に到着しました。

中にも入れるみたいですが、関係者以外立入禁止となっています。


帰りはちょっと心細い感じの道でした。

出羽小学校跡

この小学校から歩道に戻ると、わたしが最初登った展望台へ続く階段に繋がります。というわけで、ざっくり島内一周はこれで完結したようです。

観栄寺

これが民宿近くのお寺です。

最初に行きたかったのになぜか止められて行けなかったお寺です。出羽島唯一のお寺とのことでした。

夕暮れ前の港を散策。

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