【女子一人旅】愛知名古屋と岐阜の旅2泊5日《2022年10月》③

こんばんは! 岐阜土産、登り鮎の美味が忘れられないりかです。

3連休の名古屋・岐阜旅最終日となりましたv

前日の日記はこちら

本日の天気はくもり。まずは雨が降っていないことに感謝。

9時30分ごろ宿をチェックアウトし、荷物を岐阜駅のコインロッカーへ預けた後は愛知県犬山市へと向かいました。そう、目指すは犬山城です。

今回はJRではなく名鉄を利用したので、せっかく記念に購入したJR東海のICカード、TOICAが使えないようです( ´ A ` 。 )

犬山遊園駅

岐阜駅からは30分ほどでしたv ここから歩いて犬山城へ向かいます。

距離は1.5kmほど。

さくら茶屋

まずは腹ごしらえ。犬山は田楽が有名ということで事前にリサーチしていた『さくら茶屋』さんへやってきました。

ランチメニューを注文。

運良く並ばずに入れましたが、テイクアウトをする方もたくさんいて人気店のようです。これが今日のわたしの朝ごはん兼昼ごはん。

田楽は初めて食べた気がします。はんぺん?みたいな食感でした。全体的に小ぶりなのでほど良いボリュームで食べやすいです。

三光稲荷神社

犬山城の麓にある神社です。最近は主に縁結びの神社として有名で、インスタでもよく見かけますv

稲荷神社ですので、もちろん商売繁盛のご利益もあり。とにかく御縁ということですね。お金との縁も人との縁も。

このハート型の絵馬は有名ではないでしょうかv 写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいました。

よーく見ると、こんなところにもハートが。


自販機もハート仕様。絵馬のデザインです。

銭洗池

こちらでお金を洗うと何倍にもなって返ってくると言われている、御神水です。

説明書きがあるのですが……

ん?なにか付いてる……( ´ A ` 。 )

アップにして見てみると、

なんと半沢直樹の名刺がヾ(;∀;)ノヾ(;∀;)ノ

しかもちゃんと名刺が変わったタイミングで新しいものが貼られに来ているう。

最初、いくらお金のご利益があるからって勝手に名刺を貼るなんてなんて不届き者だヾ(;∀;)ノと思ったのですが、半沢さんなら仕方ないですね。三光稲荷神社、なんだか良さげなのでビジネスパーソンの方々はぜひ行かれてみたら良いと思います。

猿田彦神社

三光稲荷神社のすぐお隣にあります。猿田彦神社はあちこちで見かけますがいまいち詳しくなく、調べてみたところ災難を払ってくれる神様だそうです。これが庚申信仰というもので、庚申塚や庚申堂などは猿田彦神社と関連しています。

それこそへんろ道では庚申堂をよく見かけました。萩往還でも度々発見しましたし、昔ながらの道にはよくあるということなのでしょうか。

御朱印は三光稲荷神社と猿田彦神社のものをそれぞれいただきました。各300円です。

参拝後は長い鳥居を抜けてそのまま犬山城へ繋がる道を歩きますv

針綱神社

針綱神社も道すがらに発見しましたv 安産や長寿のご利益があるとされています。ここはあまり人がいなくて静かでした。

御神馬は、子供の守り神だそうです。このお馬さんも子供なのか小さめの可愛らしいサイズ。

御朱印もいただきました。

犬山城天守

ようやく天守へ到着。

入場券は550円でした。日本最古の様式と誉れ高い犬山城天守。列に並んでいざ内部へv

築城は織田信康、織田信長の叔父にあたる人です。

上から人が顔を出しているのが見えますでしょうか。

犬山城といえば4階部分を外に出てぐるっと一周できることで有名です。わたしも今からそちらへ行くのです。

さて、中に入ると完璧に順路が敷かれており、階段を登る人数も係の方がコントロールしていました。

階段はとても急で正直怖いです。登りでもヒヤヒヤするのに降りるとき大丈夫なのでしょうか( ´ A ` 。 )

鬼瓦

犬山城の鬼瓦にはカメが用いられています。宝珠を背負ったカメが岩を歩く姿を表現しているらしい。カメの甲羅が細かくデザインされている点、手足がちょんっとしていてかわいい点をカメを長年飼っている立場としては評価したいです。

武者かくしの間

偉い人の護衛として後ろに控える人がいるんですね。

大阪城なんかは館内ゴリゴリに改装して博物館のようになっていますが、犬山城はなるべく当時のままの姿を残すため全体的に茶色いです。空調も扇風機とかなので、真夏や真冬は大変そう。観光客は長居しないので良いですが、スタッフの方とか。

階段は裏側から見るとこんな感じです。

とても急なことがお分かりいただけるでしょうか( ´ A ` 。 )

4階 望楼

はい、ついにお待ちかねの4階部分の外に出ましたv

これが、結構怖い……。思っていたよりも歩ける幅が少なく、手すりも心もとないです。もちろん安全だとは思うのですが、それでも怖いい……。

壁側にべったりとひっついて歩きました。順路は時計回りと決まっていて、一度外に出ると最低でも半周はしないとぎゅうぎゅうに詰まった後ろの方達に迷惑を掛けてしまうので、高所恐怖症の方にとっては地獄かもヾ(;∀;)ノ わたしは高所恐怖症ではありませんが、それでもなかなかのスリルでした。

ただし景色は絶景です。

犬山城が犬山城として機能していた当時は城主がここに出てしっぽりとお酒を飲むことももしかしたらあったのかもしれない、と想像してみるとエモーショナルです。

ぐるりと一周。無事に生きて帰って来れました。



最上階を見学した後は恐れていた急な階段をいよいよ下ります。どきどきどきどきどきどk

ところで、犬山城の築城は織田信康と書きましたが、その後の城主の名簿も飾ってありました。

階段は怖がっている人も多かったですが、何食わぬ顔でススーっと降りていく人もいてすごいなぁ、と月並みな感想を抱きながらわたしはほぼ手をつきながら降りました(笑)。

こんな岩岩のスポットもありました。

この後も階段をズンズンと降りて行き、犬山城見学は終了。

犬山城はザ・日本のお城といった趣で見応え抜群でした。ただやはり階段が(n回目)ということもあり、見学客の中から「年取ったら来れないねえ」という声もちらほらと聞こえていました。年齢は人によるとは思いますが、足腰の衰えを感じ始めたらなるべく早めにいらした方が、身体的にも精神衛生上的にも良いかもしれませんヾ(;∀;)ノ


さて、次の目的地まではまた徒歩です。犬山遊園駅まで戻った後、犬山城と反対方向へひたすら真っすぐに進んでゆきます。

木曽川

こんな大きな奇岩が( ´ A ` 。 )

ここへ来て知りましたが、木曽川も鵜飼が行われているそうです。しかも珍しい「昼鵜飼」もあり、興味を惹かれました。

継鹿尾観音 寂光院

弘法大師(空海)を宗祖とするお寺です。お遍路中の立場としてぜひにおまいりをとやって来ましたv

何やら厳かな雰囲気です。

千体観音堂

少し階段を登った先には開けた山麓広場が。こちらにバス停や御朱印をいただける事務所などがあります。一応バスの時刻表を見てみましたが、時期によって走っていなかったのと本数もかなり少なかったので、アテにしない方が良さそうですヾ(;∀;)ノ

千体観音堂の球体には七福神が掘られていました。

ここから本堂までは階段を登って行きます。スロープカーもありますが、階段はゆっくり登っても15分ということなので頑張ることにいたしました。

本音を言うと、階段自体は苦ではないのですが前日の雨でぬかるんでいたのと早々に虫に絡まれたのでスロープカーに心惹かれた次第です( ´ A ` 。 )

階段は七福神になぞらえた名称のブロックに分かれていて、例えば恵比寿坂は「繁栄を祈って」のようにそれぞれ違った祈りのメッセージが書かれていました。

ひとこと大師

お遍路でもおなじみ「ひとこと大師」さん。ぺこり。

大黒坂は「裕福を祈って」。

毘沙門坂は「勇気を祈って」。

弁天坂は「良縁を祈って」。台座の下に愛嬌って書いてある!

布袋坂は「円満を祈って」。

弁天坂と布袋坂は二手に分かれていて、どちらかを選んで登るようになっていました。はいはい、なるほどそういうパターンですねということでわたしは弁天坂を進みます。帰りは布袋坂を下りてやるぞ。

福徳稲荷


布袋坂チームと合流しましたら福禄寿坂「人望を祈って」とさらに登ります。

寿老人坂は「健康長寿を祈って」。

さてと、これで全部で300段あるらしい階段を無事に登りきることができました。

本堂のおまいりを済ませたいと思います。

寂光院 本堂

なんと本堂は、階段を登り回廊をぐるっと一周することができますv わたしは一周だけで終わらせてしまったのですが、後から来た方が何周かしていて、恐らく決められた様式で回ることでご利益があるのだと思います。

受付のようなところはありませんが、お賽銭箱が置いてありお守り等はセルフで購入する方式です。

ダルマのお守り、よく見ると一つずつ表情も違くてかわいいです。

ここまでまあまあ登ってきただけあり、とても良い眺め。

弘法大師 筆塚

筆塚という名の通り、書道向上や合格祈願に訪れる方が多いようです。

日曜日にも関わらず寂光院は人がまばらで、ゆったりとした時間が流れていました。 ぼんやりとたそがれる……。

……家がきれいに並んでらあ。

こっちには観覧車もあります。


左手に見える川と大きな岩、もしかしてさっき歩いてきた道ではないでしょうか。随分遠くまで来たものです。

馬鳴堂


別名『蚕堂』とも。ペットの守護仏であり、ファッションやデザイン等糸偏のお仕事の守護仏だそうです。

弁天堂

馬鳴堂のお隣は弁天堂。縁結びの神様です。

厄除不動尊


最後に、受付で御朱印をいただきます。直書きの対応でした。ありがたいヾ(;∀;)ノ

「ベンチでゆっくりお待ちくださいね」と言っていただけたのですが、ものの数秒で足に違和感が……。ん……???

さ、刺されとるうううううヾ(;∀;)ノヾ(;∀;)ノ

しかも肥えてるやつ!ハエみたいなサイズの蚊が何匹も! 思わず立ち上がって蚊よけタップダンスをしていました。しかし蚊の図太いことよ。全く動じずに血を吸い続けます。虫が嫌いで触れないわたし、ひたすらタップし続けるしかありません( ´ A ` 。 )

御朱印帳を戻していただく時には無事に「蚊が多いですよねえ」とコメントをいただけました。わたしの華麗なタップダンスについてはノーコメントでした。

本堂へ行く際、ここを真っ直ぐに登って行ったのです。見ての通り木々が生い茂っていて階段が全く見えません。

最後はお見送り大師へ見守られ帰路につきました。

御朱印は3種類あり、全ていただきました。各300円。

この後は犬山遊園駅から岐阜駅へ戻ります。帰る前にどうしても行ってみたい場所があるのです。

川原町の古い町並み

昨日も訪れた長良川沿いにある昔ながらの町並み。鵜飼のチケットはネットかこちらにある窓口で購入できます。ちらっと見たところ今日に限って空席があるとのこと( ´ A ` 。 )

頑張れば夜行バスにも間に合うが……うーんでもシャワー浴びる時間はなくなっちゃうしなあ……ヾ(;∀;)ノヾ(;∀;)ノ 苦渋の決断。今回は見送ることにしました。誠に遺憾です。

金華橋

長良川に出ました。山が深々とした青だ。思わずボーっと見とれてしまいました。

はい、こちらはですね。安達としまむらの聖地なのです。大事なことなので今日もリンクを貼っておきました。

この橋の下で、樽見がしまむらをデッサンした思い出の場所。この頃からすでに樽見には失恋の予感が……( ´ A ` 。 ) デッサンをしている間に、何度時間よ止まれと祈ったか勝手に樽見の心の内を想像して胸が締め付けられる……。

わたしも岐阜への別れを告げます。

想作 新中華料理 昇龍

川原町から金華橋を渡り、長良川沿いにUターンした先の中華料理店。ここは「安達としまむら」の安達がアルバイトをしていたお店のモデルです。

とんこつラーメンとビールを注文。よくある地元の中華のお味でした。

もぐもぐ食べながら今回の旅をおさらい。

この愛知岐阜旅はToLOVEる原画展がきっかけでしたが、思いがけず充実した旅となりました。名古屋のホテルに空きがなかったことも、結果として岐阜へ行くきっかけになったので良しです。

1日目の『居酒屋けい』さんはまた行きたいお気に入りのお店になったし、犬山城は怖かったけれどアトラクション感覚で楽しかったです。長良川は風情があり、いつまでもぼーっとしていられそう……。

岐阜、また来たいです。

名古屋駅にて

夜行バス前、まずはシャワー。名古屋駅近の「ホステルわさび」さんにお邪魔してささっとひと浴び済ませました。VIPライナーを予約していれば無料なのですが、わたしは別のバスでしたので有料です。 ふつうに宿泊されている方もいるので静かに過ごします。

さて、夜行バスに無事乗り、今回の旅は終了v

それではまた次の旅でお会いしましょうv

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