【女子一人旅】愛知名古屋と岐阜の旅2泊5日《2022年10月》②

こんにちは! りかです。

名古屋・岐阜旅2日目の朝。

喫茶店のモーニング文化=名古屋というイメージが強いですが、実は岐阜でもモーニングの充実したお店がたくさんあるようですv 昨日の夜にリサーチした中から、宿に近いところへ行ってみたいと思います。

前回の日記はこちら。

カフェレスト サンバレー

420円でコーヒーとモーニングが食べられます。メニュー表はなく、席に座るとコーヒーのホットorアイスだけ選択をし、その他は自動的に運ばれてくるスタイルです。

メニューは食パン、サラダ、茶わん蒸し、バナナ、プリン(?)。

店内は広くてゆったりと座れました。地元の方達がたくさんいらっしゃって憩いの場のような雰囲気。

朝ごはんに茶碗蒸しというのが新鮮ですが、体も温まるし何より好物なので最高です。おいしくいただきましたv

JR大垣駅

岐阜駅から電車に揺られること約30分。JR大垣駅へやってきました。

ちょっと怪しい空模様です( ´ A ` 。 ) とある場所へ向かうため、ここから2kmほど真っすぐに歩いて行くのですが……。

駅から続く大通りで何やらお祭りがv 「十万石まつり」というイベントらしいです。出店もたくさんあり、賑わっていました。

昨日の岐阜駅前の踊りといい、この3連休は岐阜ではお祭りフィーバーでしょうか。個人的にはお祭りの多い地は良い地だと思います。

奥の細道 むすびの地

松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えたのが岐阜県の大垣だそうで、その記念碑がありました。

日本一周をした身からすると、旅の終着点ってとても重要です。なぜ大垣を旅のゴールに選んだのか、という点ですが、どうやら親しい門人がたくさんいたからみたいです。ちなみに「門人」というのが何か分からなかったので調べてみたところ、門下生とか門弟のことを指す言葉でした。

となるとそもそも江戸に住んでた松尾芭蕉の門人がなぜ大垣にたくさんいるのかという点も気になってきます( ´ A ` 。 ) この点に関しては中々すっきりする答えを見つけることができませんでした。

小さな川?運河でしょうか。船もあり昔の様子が目に浮かぶような良い雰囲気。この辺りも松尾芭蕉が実際によく歩かれていたそう。

奥の細道むすびの地記念館

本日の目的地です。 日本一周時、松島を皮切りに色々な地で松尾芭蕉の足跡を目にしました。ちょっとくらい勉強してみても良いかも、ということで記念館へ入ってみたいと思います。

ところで、有名なアニメ映画「聲の形」は大垣市が舞台のようですね。実はまだ観たことがないのですがちょっと気になる作品です。ちょうどこのあたりが聖地になっていました。

入館料は300円です。

展示は写真撮影不可だったので手元には残っていません。 奥の細道にまつわるDVDを見たり、クイズラリーにチャレンジしたりしました。DVDは全編含めると2時間超過の大作です。一応全部見てみましたが途中で何度か寝ましたね、ハイヽ(;∀;)ノ

そんなうたた寝の中でも、小学生くらいの女の子と男の子が姉弟という設定で松尾芭蕉の旅路を追体験していく「蕉太君と旅する奥の細道」という回があったのですが、せっかく2人が演技をしているのに音声はたぶん別人がアテレコしているのが気になってしまって一番記憶に残っています。

クイズラリーは正解するとポストカードがもらえるので、良かったらチャレンジされてみてくださいv デザインはお楽しみということで載せないでおきます。

展示品は物はほとんどなく、説明のパネルが順路に沿って立てられているのでそちらを読んでいくスタイルです。文字を読むのが好きな方には良いかもしれませんが、苦手だとあまり見どころがないかも。 わたしは間を取ってななめ読みしました。


お昼くらいまでゆっくりとして、外へ出ると大雨……( ´ A ` 。 ) どうしていつも旅行と雨が重なってしまうのだろう。

大垣駅へ戻った後、ランチにしたかったのですがお祭りの影響でどこも混んでいたため、一旦素通りすることにいたしました。

樽見鉄道

ワンマンのローカル線です。こういった電車に乗るのはアトラクション感覚でワクワクします。

良い感じの座席をゲット。 乗ること約20分、次なる目的地は「モレラ岐阜駅」ですv

モレラ岐阜

まあ言ってしまえば、よくある普通のショッピングモールです。そして「安達としまむら」の聖地なのです。大事なところなので前回の日記に続きもう一度リンクを貼っておきました。 こちらは2人がクリスマスデートをした場所ですね。

プロの方はお気づきかと思いますが、実は今日、大垣駅→樽見鉄道→モレラ岐阜と安達としまむら聖地巡礼もちゃっかりしていたのでした。

雨の日の土曜日ということもあり、施設内は大賑わいでした。

この場所かどうかは分かりませんが、ところどころにある吹き抜けスポットのどこかに、アニメ中ではクリスマスツリーがありました。

あぁ、このあたりもきっと2人が来た場所だヽ(;∀;)ノ

エモいの極み…………。

実はわたし、好きなものがありまして。

焼きそば……も好きなのですが、ではなく。

ショッピングモールのフードコートが好みなのです。

別に人間観察をするわけでもなく黙々と食べるのですが、なんかこう人の日常を切り取った感じがして、安らぎます。 既に15時近くになっていて空腹だったので海鮮焼きそばをもりもりと食べましたv

食べている間に、岐阜駅までバスで一本で帰れることが発覚。大雨でなるべく歩きたくなかったので、これは何としてもバスに乗りたい……。しかし時間がギリギリ( ´ A ` 。 ) 逃したら次は1時間後。

ほぼ競歩でバス停へ向かい、何とか発車時間に間に合わせました。

喜美恵旅館にて

岐阜の名産のひとつ、五平餅。

JR岐阜駅前のコンビニで、レンジでチンするタイプのものを発見したので帰り際に購入してみましたv さすが東海!と言いたい濃厚なタレと、もっちもちの食感がたまらんです……。

もっちゃもっちゃしながら、四国を旅する六角精児を眺めてしばしの休憩。

本当にこの旅館は落ち着きます。電子レンジは備えてありませんがおばあちゃんに聞いてみたところ、おじいちゃんが奥でチンしてきてくれました。

何Wで何分の説明書きがご夫婦の使う電子レンジと一致しなかったので、何分チンするか3人でしばし話し合ったのは良い思い出です。


さて、時刻はまだ夕方。この時10月。10月といえば岐阜はちょうど鵜飼のシーズンでもあります。とても興味があったのですが、残念なことに今回は行こうと思った時には既に予約が取れず……船から見ることはできないけれど、昨日の鮎の塩焼きおいしかったし……少しでも鵜飼の雰囲気を味わいたいヽ(;∀;)ノ

ということで、夜に出発。 バスへ乗ってとある場所へ向かいました。

長良川うかいミュージアム

岐阜駅から5kmほどにある長良川は鵜飼の有名地で、日本三大鵜飼のひとつとされています。他の2つは大分県三隈川と愛媛県の肱川です。

わたしが鵜飼を知ったのが確か小学生くらいの時で、テレビのニュースかなんかで映像を見たのがきっかけでした。当時の印象は、暗闇の中にごうごうと火が燃える中汗をかいた人達が船に乗り、首を縛った鳥を泳がせその首から延びる縄を引っ張り魚を捕らせている……という子供心にはショッキングなものでした。

しかも鵜を操る鵜匠は和風のものを身に着けているので、より恐怖を掻き立てられる。小さいりかちゃんは「なんでこんなことするの?!」と理解不能状態。

鵜飼が本当に残酷なことなのか、真偽を確かめるためにも我々調査隊はアマゾンの奥地へ……。

観覧料500円を支払い中へ。

長良川の鵜飼は世襲制で、計6つの屋号があります。

ぎふ長良川鵜飼では、現在6名の鵜匠が活躍しています。彼らは、宮内庁の儀式・交際・雅楽に関する職務を行う「式部職」のうち、「鵜匠に任命する」という辞令を受けています。「宮内庁式部職鵜匠」に任命されているのは、全国でぎふ長良川鵜飼の6名と小瀬(おぜ)鵜飼の3名の合計9名のみです。

https://www.ukai-gifucity.jp/Ukai/kizuna.html

ということで、とても格式の高い地位のようです。

こんな感じの船で漁をします。

やはり鵜飼は鵜がかわいそうという声が一定数あるようで、どうやって鵜を保護しているか, どういった環境で生活しているのか という点については特に詳細な説明がされていました。

鳥の知能がどれほどかが分からないので鵜さんの気持ちは果たしてですが、鵜匠は鵜をとても大切にしていて休みなくお世話をするそう。野生の鵜よりも鵜飼用に飼われている鵜のほうが余程長生きであることも分かりました。働けなくなった鵜もしっかりと面倒を見ていくようです。

それにしても朝から晩まで休みなく働く鵜匠、かなり大変そうなお仕事( ´ A ` 。 )

大きい鵜さん。

長良川散歩

辺り一帯真っ暗でさらに雨も降っているので少し心細いですが、もし岸から鵜飼が見れたらラッキーだなあという気持ちで歩いてみました。

すると早速鵜飼を見学するっぽい船を発見。

……いいなぁ( ´ A ` 。 )( ´ A ` 。 )

鵜飼が始まるにはもう少し時間が掛かりそうだったのと、船から楽しそうな笑い声が聞こえてくるにつれて精神的HPがゴリゴリと削られていったので宿へ帰ることにしました。

世界の山ちゃん

今日のディナーはテイクアウトして宿で。

喜美恵旅館のすぐ側に、名古屋名物手羽先の有名店「山ちゃん」を発見v

~コンビニ産の名古屋赤味噌ラガーを添えて~

手羽先はクセがなくてめちゃうまい!大盛のコショウが最高すぎる。

1人前にしましたがもっと頼んでも良かったです。調べたら都内にも店舗があるみたいなので今度行ってみます。

またしてもテレビを見ながらダラダラしていたら宿のおばあちゃんにお風呂へ呼ばれたため、入浴。就寝。

明日は滞在最後。天気予報が微妙だったのでギリギリまで迷いましたが、せっかくの岐阜なので思い切ってアクティブに観光をしてみたいと思います。 それではおやすみなさいv

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