【日本一周28日目:4月29日 木曜日②】出雲市
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島根県立古代出雲歴史博物館
お天気の悪さ伝われ〜ヾ(;∀;)ノ
出雲大社のすぐ近くにある博物館です。 なかなかボリュームもありそうでしたので、行ってみることにしました。
受付で確認をしたところ、基本写真撮影OKとのことでテンションがあがり、特別展と常設展のセットチケットを購入。 1,310円。
プチ情報となるかどうかは分かりませんが、特別展のチケット料金は企画によって変動するそうです。 そしてセットチケットを購入する場合は事前のネット予約がお得です。 今回でいうと、もしも事前にネットで予約をしていれば1,310円→1,000円で観覧が可能でした。
出雲大社と神々の国の祭り
平安時代の出雲大社の本殿模型です。 正確な姿は分かっていないらしく、研究が続けられています。 いくつかの研究者が出した候補が模型となって展示されているのですが、みなさんはどれがお好みですか?
もしもこんな神殿が本当に存在したのならただ一言すごいですよね( ´ A ` 。 ) そりゃあ信仰されるわって感じです。
この絵好きなんですよー! 縁結びの神様達が働いている様子です。 カップルの数が多くててんてこまいしているようです。
左の方で書物をしている女性がいますよね。 彼女らは、帳面にひたすら名前を書いていく作業をしています。 会社に例えたら事務職でしょうか。
みなさん、ニャースって言われたら何か頭に浮かぶものありますか? すんなりポケモンのニャースだって分かるものですか??
コバンザメ。
スズキ目に分類される魚。頭にはニャースの小判のような形をした吸盤があり、これで大型のサメ、クジラなどのおなかにくっついて、エサのおこぼれを食べる。
…………『ニャース』いるか?? 小判で分かるわ、小判で。
出雲国風土記の世界
『出雲国風土記』を元に、朝酌促戸の市という市場の様子を再現したものです。
この人達しゃべるのですよ。 活気があっておもしろかったです。
おどけているおじいちゃん。 実はあれは本性ではなくじじいの策略で、ああやって若い方達を盛り上げることによって一組でも多くのカップル成立を目論んでいるのです。 昔の出雲では若い男女が一堂に会するイベントがあったそうで、そこが出会いの場になっていたのだとか。 地域ぐるみの街コンと解釈しました。
青銅器と金色の大刀
これはすごい。 358の銅剣と16の銅矛です。 弥生時代のもので、国宝にしていされています。 圧巻です( ´ A ` 。 )
このエリアは銅鐸など国宝が多かったです。
私が気に入ったのはこちらのウミガメが描かれている銅鐸。 どこにカメがいるでしょうかv 国宝です。
帯飾りだそうです。 可愛い。
………………(笑ってはいけない)。
しきしまの大和へ 奈良大発掘スペシャル
こちらは期間限定の企画展示です。 右側の埴輪はつば付き帽子を被った男の子。 帽子の有無は、埴輪の性別を見極めるのに重要なポイントだそうです。 可愛らしいですね。
世界最大の埴輪です。
そしてこちらは埴輪と混同してはいけない、土偶です。
土偶は女性のイメージが強いのですが、この子は男性をイメージされて作られている珍しい品だそう。 後ろの石棒は男性器を型どられているようです。 地面にぶっ刺さった状態で出土します。
……みなさん、世界遺産にも認定されているトルコのカッパドキアにある奇岩群、写真などで見たことありませんか?? 私は人様の世界一周ブログを読むのが好きなのですが、みなさん大抵カッパドキア行かれるんですよね。 それで、奇岩群を見て。きのこみたい〜!とか言っているんですよね。
いや、まじできのこには見えない。 本当にきもくて嫌なのですけれど。
みなさん何に見えますか?あれ。
あ、土偶くん発見。
プッシュされる土偶氏。
あっ、こちらがダークマターです。
これは、後方に人の気配を感じて振り向いた子鹿の埴輪です。 とっても可愛いヾ(;∀;)ノ のですが、狩りの様子を表しているとのことでこの子の命は短いのかもしれません。
こちらも男性埴輪です。
袴の上にスカートのようなものを重ね履きしているのです。 可愛いv
ニャッキです。
人面土器です。
……ふざけている訳ではなくてですね。 これらの表情は疫病神を表現しているのではないかと言われており、疫病祓いの儀式に用いられていたようです。
いやでもこんな表情の人いますよね()。 なんかでも疫病神の顔と言われて分かる気がしますよね。 ……人相はいつの時代も共通なのでしょうか。 歳を取ると内面が顔に表れると言いますし、こうならないように注意です。
ちびまる子ちゃんあたりに出演しています。
日本で見つかっている中では最も古い将棋駒だそうです。将棋はもともとインドの遊びなのですよv
ところで、人生で一度は言ってみたいセリフランキングのトップ10に「チェックメイト」がランクインしているのですが、残念ながら「王手」はランキング圏外なのでした。 私はどちらもルールを知らないのですが、将棋とチェスは似ているのだろうか。 それとも全く別物ですか。
企画展示の方ではクイズラリーをやっていました。 無事に全問正解したのでシールをもらいました。
抽選でグッズが当たるらしくそちらも応募してみたので、当たるといいなあって感じです。
神話展示室「出雲神話回廊(神話シアター)」
戦前の教科書です。 何がすごいかって、昭和なんて割と最近じゃないですか。 つい戦前まで教科書で神話を勉強していたのですよ。 今は宗教の自由があるから、どうやって世界が国ができたのか、人それぞれの考え方を持つことが許されているわけですけれど、事実を伝える教科書において国の成り立ちを神話に絡めて教育するってすごいですよね。 戦前と戦後でどれだけ大きな変化があったのか思い知らされたきがしますです。
このコーナーでは20分ほどの映画を繰り返し上映しているのですが、いなばのしろうさぎ伝説を含めて出雲大社の成り立ちをめちゃくちゃわかりやすく説明してくれたので良かったです。
総合展示室
日本人が作った地球儀。
西洋の人が描いた世界地図。
「銀鉱山」って書いてあるらしいです。 当時大活躍をしていた島根県の石見銀山ですねv 明日行きますのでここの展示で予習しておきました。
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