【お遍路女子一人歩き】23番札所･薬王寺～24番札所･最御崎寺｜区切り打ち第4回 3日目《2022年12月》9泊12日⑥（通算16日目）

前回の日記はこちら。

【お遍路女子一人歩き】23番札所･薬王寺～24番札所･最御崎寺｜区切り打ち第4回 2日目《2022年12月》9泊12日⑤（通算16日目）

1日だけホテルからリモートワークで仕事納めをした後、年末年始遍路へと出発いたしましたｖ

ホテルサンルート徳島

遍路宿でないところに宿泊するとつい朝がゆっくりになってしまいます。のんびり外の景色を眺めながらモーニング。

サンルートは期待値が高かった分、朝食会場がシンプルでびっくりしました。

こんな「取り急ぎ準備しました」というような会議室の一角のような場所で提供されました。

さて、ここで年始までのスケジュールを整理したいと思います。

今回のお遍路は年末年始ということもあり、宿の確保には苦労しました。遍路宿が営業していないため、シティホテルとへんろ道を行ったり来たりしながら歩く予定です。

そのため、四国みぎした55フリーきっぷなるものを購入してみましたｖ

徳島～室戸岬～高知の国道55号に沿った区間の、JR線、阿佐海岸鉄道線、土佐くろしお鉄道線と高知東部交通の路線バスが3日間乗り降り自由のきっぷです。

https://www.jr-eki.com/ticket/brand/1-5H9

金額は5,800円。徳島駅近くの観光案内所で購入できました。

特典として、四国みぎした55フリーきっぷを1枚買うごとに『海陽もっと満喫キャンペーン』クーポンが1,000円分もらえます。

【電車～バス】徳島駅～海部庁舎前

徳島駅から、まずは前回歩きで通り過ぎた鯖瀬駅へ向かいます。

そしてバスに乗り換え、海部庁舎前へ。

宝来堂

海陽町のクーポンが使えるお店を必死に調べたのですが、都合の良い場所がなく、わざわざ寄り道をして『宝来堂』という和菓子屋さんへ。

2,000円分大量にお菓子を買い込みましたので、これは行動食にします。

【バス】海部駅前～宍喰温泉前

バスで前回区切った道の駅 宍喰温泉へ向かいます。この時点で時刻12時30分。

このペースでいつになったら最御崎寺へ辿り着けるのでしょうか。そもそも辿り着く気はあるのでしょうか。

考えてもしょうがないので、宝来堂さんのお菓子を食べました。 おいしかったです。

道の駅 宍喰温泉

宍喰温泉へ戻ってまいりましたｖ

23番札所～24番札所 へんろ道

13時30分、やっとお遍路歩き開始です。ここから最御崎寺まで約42km。宍喰温泉がちょうど折り返し地点くらいだったというわけです。

カモメのような鳥の橋。

世は年末特有の慌ただしさの中。大掃除中の親子に「頑張ってください」と声を掛けられました。

高校生の息子さんのほうから声を掛けてくださって、きっと立派な大人になる( ´ Ａ ｀ 。 ) と思うなどしました。

古目大師

お遍路の「黄色い地図」にも載っている古目大師です。新しめの建物でした。

水床湾

うねうねした車道沿いを歩いていく中『水床湾』の看板が。 小さな島がたくさん見えて、松島やベトナムのハロン湾を少し彷彿とさせます。

ここは寄り道をしたいと思っていたスポットなので散策してみることにしました。

変わった岩です。

波の跡なのかボコボコ穴が開いています。

海が透き通っていてとにかくきれいでした。

風化穴

わわわヽ(；∀；)ノヽ(；∀；)ノ

集合体恐怖症の方はご注意。

この場所は釣りスポットになっているらしく、釣り人が道を塞いでいて風化穴を探しにくいかもしれません。釣り人の前をずんずんと通り、駐車場の奥の方に行くと風化穴が現れます。

ボコボコがちょっと気持ち悪いけれど自然の造形美を感じました。不思議な空間です。

さて、水床湾の散策を終えへんろ道に戻ってまいりました。

この辺りは現在も「金目」という地名で、昔は番所もあったようです。

（次のページへ）